中秋の名月20152015年09月27日

俵山から眺める中秋の名月
 今年の「中秋の名月」は、お天気は晴れだったものの、風向きが東寄りのために、折から元気を増している阿蘇の噴煙で遮られはしないかと心配だったが、日が落ちるにつれて強くなった風に全ては吹き払われ、東天に大きなまん丸い月が昇るのが楽しめた。
 昨年までは「熊本城と満月」の取り合わせで眺めていたが、そろそろ飽きがきて、今年はススキとの組み合わせも趣があろうかと、阿蘇の「俵山」に登った。
 日が落ちて人影が無くなったススキ原に1人残されると、何となく心細くなる。まん丸な月が昇り始める。初めの間はやや赤味が強いが、次第に赤味は薄れ白銀の月に変わった。
 明日がスーパームーンだそうだが、今夜の月も確かに明るい。遠点の時に比べると近点の月(スーパームーン)は14%も大きく30%も明るいそうだ。
 なお、28日は日暮れ頃から雲が広がり、スーパームーンは見られなかった。