合歓の花2013年06月16日

小野泉水公園の合歓の花
 この所、九州地方は梅雨の中休みとでもいうか、さっぱり雨が降らない日が続いて居る。沖縄地方は昨日梅雨明けしたようだが、九州はどうなのだろうか。このまま梅雨が明けるはずは無いだろうが、そろそろ給水制限が囁かれるほどの降雨不足のままだと、田植えにも支障が出ることだろう。
 それはともかくとして、梅雨真っ只中に花を付ける合歓の花の咲き具合如何ならんと、北区植木町の小野泉水公園まで出かけた。この公園はその名の示す通り、平安時代の絶世の美女「小野小町」が産湯を使ったとされる泉があることで有名であるが、20数年以前、この地域に勤務した折、此処にある3本ほどの大きな合歓の木が梅雨の時期に沢山の花を付けるのに気が付いて、以来、ほぼ毎年、花を探しに訪れている訳である。
 カンカン照りの日射しの下、今年も合歓の木は細かい絹のように細くて長い淡紅色のおしべが特徴の花を付けていたが、すっかり樹の丈が高くなってしまって、300㎜望遠でもクローズアップが難しかった。