芙蓉2013年07月18日

芙蓉の花
 梅雨明けと共に猛暑が襲来したが、今年は梅雨明けが11日も早く、セミの鳴き声もまだ聞こえてこない状態だった。しかし昨日の17日になって、喧しいほどにセミが一斉に鳴き出した。暑い夏がますます暑苦しく感じられるが、セミの鳴き声が聞こえない夏は淋しい。
 と言う訳で、今日は夏に咲く花の1つ「芙蓉」を探しに出かけた。「酔芙蓉」はまだだったが、普通の芙蓉?が幸い見付かった。「芙蓉の人」のように、この花は昔から美しい女性のたとえに用いられ、花言葉も「しとやかな恋人」である。

吾亦紅(われもこう)2013年07月28日

久住高原に咲いた吾亦紅
 この花の名前「吾亦紅」の由来は「われもこうありたい」と儚い思いをこめて名づけられたという説など様々あるようだが、それは別に置いといて、私は秋の花だと思っていたのに、久住高原ではもう咲いていた。
 開花時期は7月~10月とあるので変ではないにしても、夏の到来が早かったせいなのかしら?山野草ブームの犠牲なのかどうかは不明だが、近頃滅多に見ることの出来ない花なので、ご披露する次第。

酔芙蓉2013年07月31日

酔芙蓉の午前と午後を対比
 連日の豪雨で日本列島各地では大きな災害が発生したが、その雨もそろそろ納まり始めた。
 わが家の近くの川岸に生える酔芙蓉の茂みが花を咲かせるようになった。朝開いたときは白いが、日が昇るにつれて次第に紅を濃くして行き、夕べには凋む一日花だが、白い花片に次第に朱が注してほんのりピンク色に染まる風情はなかなかのものである。「酔芙蓉」とは、よくぞ名付けたものだ。