九年庵と雷山千如寺の紅葉2014年11月20日

「九年庵」の紅葉
 今秋二度目の日帰りバスツアーは11月17日の「九年庵と雷山千如寺の紅葉」を選んだのだが、不思議なことに今度も前回と同じく雨模様の日に当たってしまった。但し、今回の雨は往路の、しかもバス走行中のみで、以降は幸いに雨は上がり、午後遅くには日射しも見られた。
 午前に「雷山千如寺」に寄る。全体としては若干早めで特に銀杏の紅葉化はこれからが盛りの感じだったが、有名な樹齢約400年と伝えられ、福岡県の天然記念物に指定されている前庭の大楓は丁度紅葉が見頃であった。
 午後は三瀬ループ橋と三瀬トンネルで背振山脈を越えて佐賀県に入り、吉野ヶ里遺跡公園に近い、神埼市にある「九年庵」を観る。 「九年庵」とは明治時代に佐賀の実業家伊丹弥太郎が築成した別荘と庭園で、国の名勝地に指定されている。庭園を敷き詰める青々とした苔と、深く燃えるような紅葉の対比が美しく、毎年紅葉時期の11月15日~23日の9日間だけ一般公開されている。
 期間限定公開の名勝なので、大混雑を覚悟していたが、平日と雨模様の天候が幸いしたのか、すんなり入場が叶い、ゆっくり紅葉が楽しめた。此処のはやっと紅葉という程度、特に隣接の仁比山神社の楓は紅葉化があまり進んでいなかったが、雨に洗われて色合いは新鮮だった。予定よりほぼ1時間早く帰路に就く。
 なお、わずか1枚の写真では、これら2カ所の様子はとても伝えることが出来ない。興味を持って頂けたら、前回に引き続き小生のHP、http://www.tokio3.com/にアクセス頂けたら幸いである。