紅葉2014年11月04日

 11月初めの三連休は寒風吹きすさぶ悪天候に見舞われたが、3日目になって、風は残ったものの天候は幸いに回復、厳しい寒気の到来で紅葉が進み始めたようでだ。
 阿蘇と久住の境界に位置する瀬の本高原の楓の色合いをご覧ください。

五家の荘の紅葉2014年11月11日

栴檀轟きの瀧周辺の紅葉
 急速な気温の低下に朝夕と日中の大きな寒暖差が加わって、今年の紅葉は例年以上に美しいと報じられている。それならば・・・と、暇が取れそうな日を見計らって早速、11月9日の「紅葉の五家の荘と平家の里」なる日帰りバスツアーに参加した。
 所がまことに残念ながら前日まで晴れていたのに当日は未明から雨。九州山地奥深いところにある五家の荘では、お昼頃漸く雨は止んだものの、斜面や谷間の所々には霧が深く立ちこめ、日射しも届かず、丁度時期になったと教えられたが、折角の錦繍も鮮やかな色合いにはほど遠い。それでも、雨に洗われた樹木の枝葉に宿った水滴が薄日にきらりと輝く様は、見に来た甲斐があったと思える美しさだった。

九年庵と雷山千如寺の紅葉2014年11月20日

「九年庵」の紅葉
 今秋二度目の日帰りバスツアーは11月17日の「九年庵と雷山千如寺の紅葉」を選んだのだが、不思議なことに今度も前回と同じく雨模様の日に当たってしまった。但し、今回の雨は往路の、しかもバス走行中のみで、以降は幸いに雨は上がり、午後遅くには日射しも見られた。
 午前に「雷山千如寺」に寄る。全体としては若干早めで特に銀杏の紅葉化はこれからが盛りの感じだったが、有名な樹齢約400年と伝えられ、福岡県の天然記念物に指定されている前庭の大楓は丁度紅葉が見頃であった。
 午後は三瀬ループ橋と三瀬トンネルで背振山脈を越えて佐賀県に入り、吉野ヶ里遺跡公園に近い、神埼市にある「九年庵」を観る。 「九年庵」とは明治時代に佐賀の実業家伊丹弥太郎が築成した別荘と庭園で、国の名勝地に指定されている。庭園を敷き詰める青々とした苔と、深く燃えるような紅葉の対比が美しく、毎年紅葉時期の11月15日~23日の9日間だけ一般公開されている。
 期間限定公開の名勝なので、大混雑を覚悟していたが、平日と雨模様の天候が幸いしたのか、すんなり入場が叶い、ゆっくり紅葉が楽しめた。此処のはやっと紅葉という程度、特に隣接の仁比山神社の楓は紅葉化があまり進んでいなかったが、雨に洗われて色合いは新鮮だった。予定よりほぼ1時間早く帰路に就く。
 なお、わずか1枚の写真では、これら2カ所の様子はとても伝えることが出来ない。興味を持って頂けたら、前回に引き続き小生のHP、http://www.tokio3.com/にアクセス頂けたら幸いである。

岡城址の紅葉2014年11月23日

岡城跡の紅葉
 三連休の初日の11月22日(土)、あまりの好天にふと思い立って訪れた岡城址の紅葉は今真っ盛り。朱や黄色の紅葉に彩られた楓樹下の散策路には、色づいたもみじ葉が厚く散り敷いている。
 おそらく連休が終わる頃には、この紅葉も散ってしまうだろうと思える酣の紅葉の景色に堪能した一日であった。

紅葉の熊本城2014年11月30日

 快晴の27日、久しぶりに熊本城を訪れた。名物の銀杏が紺青の空をバックに真っ黄色に輝く。一方、数本のハゼノキの真紅に紅葉した葉が秋の日射しに鮮やかだ。
 沢山の観光客の大部分はアジアの近隣国からの団体客であったが、これら赤と黄色を纏った熊本城の姿に感嘆の声を上げていた。