濃霧の中の漕艇訓練2007年07月08日

下江津橋の上から

  我が家の近くの江津湖は私が良く散歩に訪れる所であるが、また高校大学のボート部の練習場所でもある。このところ梅雨末期の豪雨が続き、江津湖も水が溢れ近づけない日が続いた。

 昨日午後からようやく小降りになったから、水も幾らか引き岸辺を巡る道も顔を出したろうと、今朝起きると直ぐ散歩に出かけた。雨雲はまだ厚く低く垂れ込め、早暁の湖面には白く濃霧が漂っている。遊歩道には水が運んできた泥土が広がり、スニーカーが直ぐに泥だらけになった。流石に散歩に来ている人は少ない。

 江津湖で一番湖面が広い下江津湖まで来ると、この早い時間なのに、8人漕ぎから1人漕ぎまで、おそらく艇庫にあったボートの全てが湖面に浮かび、眺めているうちに若人たちが一斉に漕艇訓練を始めた。そういえば海の日(7/16)には、ここで「火の国レガッタ」が開かれる予定。夏がもうそこまで来ていることを実感した。