八月の南阿蘇 ― 2007年08月10日
暦の上では立秋。だが、これからが夏本番だ。このところ連日36度を超す猛暑が続く。
少しでもと涼しさを求めて南阿蘇山麓へ車を走らせた。灼熱の陽射しの下、青々とした緑に覆われた山稜がしっかりと踏ん張っていた。
サントリービール工場 ― 2007年08月20日
県下でも有数の湧水量を誇る嘉島町、その町の山手にサントリーのビール工場が誘致されている。工場の見学ツアーもなかなか盛んで、見学客などのための瀟洒なレストラン「ビールの森」では、工場出来たてのビールは勿論だが、食べ物も種類が豊富で美味である。
私のサイクリングコースの一つがこの工場前を経由するが、夏の期間はレストラン前のベンチが休憩と給水のスポットだ。ベンチの廻りにはささやかな花壇があり、四季折々の草花が目を慰めてくれる。
醉芙蓉 ― 2007年08月22日
今、我が家の近くでは木槿や芙蓉が清楚な花を咲かせてくれているが、中でも「醉芙蓉」は、朝の間は涼しげな白色で、日盛りになるに連れ次第にピンク色が濃くなり、日暮れには凋んでしまう面白い花である。
甲子園の全国高校野球選手権大会決勝戦の合間を縫って見に出かけた醉芙蓉は、未だに続く猛暑日のせいなのか、まだ2時台だというのにもう萎れかけていた。
雲にだけは秋の兆しが・・・ ― 2007年08月28日
夏休みが終わる頃になっても、今夏の灼熱の陽射しはちっとも弱まらない。厳しい残暑はいつまで続くのだろうかと、やや弱音を吐きたくなる。
しかし、空の雲には秋の兆しが見え始めたようだ。入道雲が一部には残っていてもその高さは低くなり、代わって名前は判然としないが、秋に見るような雲に近いのが広がりだした。
この写真は、県北部菊池市の山峡にある龍門ダム湖の上に広がる空である。周りを山に囲まれたダムの堰堤上は未だに鍋底の蒸し暑さであるが、空を仰げばご覧の通り。
皆既月食 ― 2007年08月29日
TVでは6年ぶりとか報道されていたようだが、当地では3年ぶりだそうだ(地元紙)。
夕方月が昇る頃から東の空に白雲が現れ始めて心配したが、月が地球の陰にほぼ隠れて「赤い月」になった頃、雲が薄れて月食を見ることが出来た。その後は、月食が完了するまでは殆ど雲間に隠れてしまって、約1時間ほどベランダで頑張ったが撮影には成功しなかった。
次回、当地で皆既月食が観測できるのは3年後の2010年12月31日だそうである。(この写真の熊本城の夜景は合成である)
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