白木蓮2013年03月09日

熊本動植物園内の白木蓮
 一気に春になった。ここ数日、3月下旬から4月上旬を思わせる陽気が続き、花々が慌てて堅い蕾を綻ばせた。
 8日、家前の公園の木蓮が開き始めたので、形の良い枝振りが印象に残っている動植物園へ急ぐ。例年のごとく公共施設の周りは年度末の予算消化?の工事のために歩道すら無い状態だったが、何とか通して貰って園内に入った。予測通り、今開ききったと見える瑞々しい花片が一杯に枝を覆っていた。根元には雪柳の小さな白い花が、あたかも雪が積もったように膨らんで見えていた。

櫻咲く2013年03月20日

熊本城御幸坂の桜並木
 厳寒の後に急に暖かい春の気温の日が訪れ、櫻の木も面食らったらしい。各地で櫻が大急ぎで咲き始め、熊本は全国で二番目に早い17日に開花が宣言された。
 年度末を控えて、何かと予定が立て込み撮影行のための時間がなかなか取り辛い上に、天候が晴れから雨、曇りと目まぐるしく変化する。晴れた19日の午後、ぽっかり時間が取れたので、カメラを抱えて熊本城に向かった。開花は所により3分から7分咲き、お城の内外は観桜客で結構賑わい、平日の午後ながら桜樹の下にブルーシートを拡げてお花見の宴を楽しんでいる気の早い団体もあった。一番開花が進んでいると見えたのはお城南面の行幸坂の桜並木であった。

桜花爛漫・・・熊本2013年03月23日

市房ダム湖畔の紅白の櫻
 早くも満開、しかも熊本と東京が期せずして同日の22日に満開が宣言されたのである。
 明後日から久しぶりに上京の予定なので、その前に熊本での桜花爛漫振りを眺めておこうと、21日には熊本城を含む市内、そして翌22日には約二万本の櫻が湖畔を埋めて咲き誇る県東南部の宮崎県と境を接する水上村にある市房ダム湖畔を訪れた。