みずあかり2010年10月10日

熊本市民会館前の竹灯籠群から熊本城を望む
 今年で第7回を迎えるこの催し、公式HPを見たら正式名称はこうであった「第7回熊本暮らし人まつり みずあかり」誰が付けたのかは知らないが、何とも仰々しいというか、持って回った表現だが、まあ仕方がない。昨日と今日の二日間の開催だが、昨日は小生が今年から関わることになった「夢あかりライブ」のために時間がとれなかったので、最終日の今日、暗くなってから出かけた。
 昨日はお昼過ぎまで雨が落ちていたが、今日は朝から晴れたからたいそうな人出。坪井川の流れに浮かぶ「みずあかり」を眺める最高のスポットの御幸橋は三脚を抱えては入れないほどの混雑であった。
 NTT熊本支店から市民会館前周辺に飾られた竹灯籠は前回とほぼ似たようなものだったが、流れの中の灯りは、形状や纏められた形、位置などが微妙に変化していて楽しませてくれたが、昨日の疲れがまだ残っていて長居する気になれず、撮影を済ませると早々に家に戻った。

夢あかりライブ2010年10月11日

 例年のことだが、今年も「秋のくまもとお城まつり」が10月8日~17日まで、また「第7回城下町大にぎわい市」が10月9日・10日に開催され、私はその中でも竹灯籠の火と水が創り出す「みずあかり」の光景が好きで毎年撮影に通っているが、今年はつい先日、急遽、この時期に合わせて開催される「第4回夢あかりライブ」の撮影を引き受けることになり、例年のように初日には行けなくなってしまった。
 寡聞にして、私はこのライブの存在をこれまで全く知らなかったが、地元プロ歌手を中心とするオペラ・ガラコンサートをメインにした中々聞き応えのある催しであった。今年は午後6時から9時までの3時間、①オーケストラの夕べ、②朗読劇「のはらうた」、③オペラ・ガラコンサートの三部構成で、会場周辺は「みずあかり」と同じように、竹灯籠や近隣の小学生が持ち寄った牛乳パックにロウソクの火を点して飾られ、闇が深まるにつれてローソクの光が揺れて趣き深い照明となった。
 特に、傍を流れる坪井川の岸辺に並べられた数百個の牛乳パックの灯りが流れに映える様は誠に幻想的であった。

高原に深まる秋2010年10月26日

 高原の秋はすっかり深まった。くじゅう花公園のコスモス100万本が今満開である。その報せがメールで届き、天候に不安はあるものの、明日からは天気が崩れるという予報だったから、23日思い切って朝から出かけた。途中の阿蘇・瀬の本高原のススキ原では白い穂先が風に綿毛のように柔らかく揺れていた。
 登るに従い、雨雲が低く垂れ込め今にも雲の中に入ってしまいそう、そして高原を吹き渡る風は早くも冬のような冷たさを運んでくる。厚手の上着を着てきて良かったと思ったほどで、北からの冷たい空気が南下してくるという予報はずばり的中したわけだ。夏が暑かっただけに、今冬は冷えるかも・・?