熊本城飯田丸梅園2010年02月07日

熊本城梅園
 立春が過ぎ、朝夕の冷え込みは変わらないが、お日様が顔を出す日は結構暖かいと感じることが多くなった。そろそろ梅も開いたんじゃないだろうかという期待も膨らむ。
 2週間前に訪れた時は一株の紅梅だけが花を付けていた熊本城の梅園は今日は白梅も含めてそこそこ花が開いていた。4~5分咲きというところか。花の開く具合と、入場者数が妙に比例しているように思われて面白かった。
 なお、昨春竣工した本丸御殿では、往時の膳部を復元提供する試みが始まっているようだし、数寄屋丸二階御広間は嘗ては主に接客用として茶会、歌会、能などを楽しんだ建物で、平成元年に復元されたが、今日登楼したらその大広間には緋毛氈が敷かれて結婚披露宴の準備中だった。出席予定と思われる和服姿の女性が数人すでにそこに見られたが、和服と建物の雰囲気とがとてもしっくりと馴染んでいて、素晴らしい宴となるだろうと思われた。(写真は、その数寄屋丸から梅園を俯瞰したもの)