桜灯籠(はなとうろう)2008年03月30日

桜灯籠
 昨日、日暮れから加藤清正を祀る本妙寺境内で催された「桜灯籠」を見に出かけた。電停からの参道は参詣客の長蛇の列で大混雑。
 夕闇が濃くなるに連れて、竹や紙で作られた灯籠の明かりが次第に浮き上がってくる。灯籠の中には、数は少ないが大変手の込んだ精妙な模様を施したものもあって、作った人の思いが伝わってくる。
 とうとう行き交う人の顔さえも定かでなくなって、明かりの連なりだけが見える幻想的な空間ができあがった。その光景は、三脚を用意して行かなかったために、十分に御覧頂くことが出来ないのが残念。