赤い稲穂2009年09月15日

赤米田より鞠智城の鼓楼を望む
 県北部、山鹿市菊鹿町の歴史公園鞠智(きくち)城周辺の水田で「古代赤米」の穂が色づき始めたとの地元紙の記事を読んで出掛けたのだが、若干時期が遅かったせいで鮮やかな赤ではなく、やや黒ずんだ赤色ではあったが、隣の田圃に植えてある普通の稲穂と比べると、明らかに赤かった。
 赤米(あかごめ、あかまい)とは古代中国から日本へはじめて伝わったとされるお米で、イネの栽培品種のうち主に種皮部分にタンニン系の赤色色素を含む品種を指し、日本では古来から栽培されていたが、品質面で白米に劣る品種と考えられ、昭和末までにほとんど作られなくなった。しかし、近年健康ブームの高まりとともに各地で作付面積が増加しているという。なお、中国では「紅米」と呼ばれる(ウィキペディアによる)。
 古代山城の鞠智城にちなみ、国営公園化を目指す山鹿市と菊池市の期成会が、地元農家の協力を得て毎年約2・5ヘクタールで栽培しているとのこと。今週に入ってやっと真夏日から抜け出し、風にも涼しさが感じられるようになって来たが、赤い穂先が風に揺れる様は、古代の秋の光景を彷彿とさせる。
 なお、掲載の写真には鞠智城の鼓楼を写した全景の左下に普通の稲穂と赤米の稲穂を並べたものを挿入している。

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