ひごたい2013年08月12日

産山村「ヒゴタイ公園」のひごたい
 立秋を過ぎてからの方が酷暑の度合いが酷くなったようだ。最高気温が40℃を超えた地域も増えてきた。一方、東北地方ではかって経験したことのない豪雨が襲い、尊い人命までが多数喪われた。
 とは言いながらも、ここ阿蘇の高原を吹き渡る風は心なしか涼しさを増してきたようだ。その風に揺れながら、高原の一角にある産山村の「ヒゴタイ公園」では、オミナエシやカワラナデシコ、ユウスゲに混じり、「ヒゴタイ」が青紫の花を付け始めた。キク科の植物だが、葉は薊に似ている。「産山村の花」でもある。

初秋の久住高原2013年08月29日

満開のサルビア畑
 列島各地に豪雨をもたらした前線が南下して、27日からは秋の冷気が感じられるようになった。この日は本当に久しぶりにエアコンを全く使わなかった。
 とは言いつつも、台風15号が接近中で、月末には日本列島に最接近して再び暴風雨の恐れがあるというので、その前に高原の初秋の風情を見ようと28日、「くじゅう花公園」を訪れた。
 向日葵は既に盛りが過ぎて取り去られていたが、澄み切った蒼穹の下でサルビアが満開だった。コスモスはまだ早く、見頃は来月のようだ。鶏頭はまだ何とか残っていたし、初秋の草花の中にも、私にとっては、「ミレット・プリンセスシェード」のように初めて見る珍種も見受けられ、結構楽しく過ごすことができた。何よりの快感は爽やかな大気であった。