2012佐賀インターナショナルバルーンフェスタ2012年11月06日

r離陸する熱気球群
 今年で33回目の開催となる「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」は、国内外から100機を超えるバルーンが集まるアジア最大の熱気球大会である。例年、この催しを撮影するのを楽しみにしてきているのだが、今年は、新たに引き受けたコーラスグループとの係わりで、11月初旬に熊本県立劇場コンサートホールで開催される「熊本市民コーラス交歓会」出場準備に追われてついつい失念していた所、10月末日の朝のNHK総合TVでその日から始まったこの催しの実況が放送された。
 それで気が付いた私は、とにかく出かけようと決心、スケジュールを調整して3日「文化の日」の早朝7時からのバルーン競技に間に合うよう、前夜遅くから車で出かけた。深夜のことではあり、睡眠不足での事故には格別気を配って、高速の殆どのSAで少しずつ仮眠を取るなどしつつ時間調整もしながら、会場である佐賀市嘉瀬川河川敷に向かった。
 午前5時前、月の無い真っ暗な中、河川敷に設けられた臨時駐車場に到着。こんなに早い時刻なのに、すでに沢山の車が駐車場に集まってきていて、漸く見つけた駐車場所は、そこから会場までは徒歩で優に20分はかかる所だった。
 始まるまでの時間、車の中で待機したが、河川敷はしんしんと冷えて、念のために持参していた冬用の厚手のジャンパーがとても役に立った。辺りが次第に明るくなる。空は雲一つ無い快晴、微風と絶好のフライト日和。祝日とあって、大勢の観客が堤防の上に鈴なりに連なって見守る中、7時過ぎ、予定通りに約80機の熱気球が、目の前の河川敷から次々と空に浮かびゆっくりと風に乗って南西方向の空に消えて行った。

熊本秋景2012年11月18日

南京ハゼの黄葉
 衆議院の解散と歩調を合わせるかのように、冬型の厳しい寒気が訪れるようになり、熊本市内の紅葉が一気に進んだ。
 熊本の秋は、私の感じでは先ず江津湖畔の南京ハゼの紅葉から始まる。今年も鮮やかに、艶やかに、赤色黄色取り混ぜて南京ハゼが紅葉した。日本晴れの本日早朝、カメラを抱えて江津湖畔を廻った。澄んだ朝日を受けて紅葉の煌めきが目に眩しかった。
 その後熊本城に廻った。こちらは日当たりが良すぎるのか、名物の大銀杏にはまだ緑が十分に残っていた。銀杏の黄葉は10日ほど遅いようだ。

もみじ2012年11月22日

「環境芸術の森」のもみじ
 九州各地で紅葉が一気に進んだために、何処を訪れようか、短い期間内に最高の成果をと欲張ったものだから、日時と行き先の思案に困ってしまったが、今年は佐賀の「九年庵」と、最近知られるようになった作礼山麓の「環境芸術の森」を訪れた。
 「九年庵」は暖かい日が続いていたために昨年より遅れて公開された。それに併せて11月20日に訪れる計画を立てたのだが、残念ながら訪れた時にはやや盛りが過ぎていた。しかし、観光客が集中して邸内のコースでは一瞬も立ち止まれない大混雑であった。
 一方、作礼山麓に独力で30年以上の歳月をかけて作り上げ、各種の賞を受けたことから最近知られるようになった「環境芸術の森」は丁度最盛期。観光客は僅かで、急斜面の登りに喘ぎつつではあったが、ゆっくりとモミジが楽しめた。