第5回夢あかりライブin高橋公園2011年10月09日

第3部「オペラ・ガラコンサート」で「乾杯の歌」が・・
 前日までは天候が不順で随分気を揉んだが、10日の朝から快晴、この3連休期間は晴れの予報が出されて、正直ホッとした。
 会場の高橋公園は、熊本城の南東の角に当たる場所にあって、意識して此処へ向かわないと、熊本城の南側一帯で開催されている「みずあかり」に惑わされて行き着け無くなる恐れが多分にあるが、今年1万枚のチラシを配布した効果なのだろうか、開始前から続々と聴衆が集まって見えて、始まってもその勢いは止まらず、通路に至るまで立ち見の人々で大混雑。撮影担当の私としては、大変難儀したが、それも嬉しい悲鳴。
 プログラムは3部構成。6時の点灯式に続き、第1部「カルメン・ハイライト」、第2部「タンゴ・フィーバー」、第3部「オペラ・ガラコンサート」で、フィナーレは会場の聴衆も含め全員で「ふるさと」を大合唱、大いに盛り上がった。昨年の反省から、今年は音響・照明とも気を配って、その面でもそれなりの効果が上がったと思う。

みずあかり2011年10月10日

熊本城の長塀の南、坪井川に点された「みずあかり」
 「みずあかり」は今年で第8回を迎える。8日から始まったが、8日は私自身が実行委員を務めている「第5回夢あかりライブ」開催の日で、そちらにかかりきりだったから、2日目の9日午後6時過ぎ、暗くなってから、カメラと三脚を携えて出かけた。
 今年は「市政だより」などでも大々的に周知がなされたこともあって、会場である熊本城南面の坪井川沿いから桜町方面にかけては大変な雑踏となっていて、三脚を立てる余地すら見付からない状態。それでも何とか割り込んで、3つの場所で撮影できたが、前日からの疲れも残っていたから、撮影を終えると早々に帰宅した。
 大方の展示は、例年とそれほど違うデザインのものは余り見当たらなかったが、年に一度、たった二日間だけの催しだし、偉大なるマンネリも市民に楽しみを与えるものとしては十分な価値を持っていると思う。かく言う私自身、毎年撮影に通って楽しんでいるのだから。

こすもす2011年10月23日

 前夜の雨は明け方には上がり、朝から青空が見えだし、阿蘇や久住山方面も晴れるとの予報。それを信じて朝早く家を出て、今が満開とのメールが昨夜届いた「くじゅう花公園」へ秋桜を見に出かけた。
 確かに下界は青空が拡がる良い天気に変わりつつあったのだが、阿蘇の丘陵を走るミルクロードに入って暫く登ると、辺りが俄に白い靄に包まれはじめた。更に登って、阿蘇谷を間に挟んで大観峰が望める冑岩展望所まで行くと、周りは真っ白なミルクのように濃い霧、というより雲の真っ只中、展望台の手摺りも崖の縁すら見えない。ヘッドライトが直ぐそこまでしか照らさない濃さである。スピードをぐっと落として用心しいしい走ること数十分。瀬の本に至って漸く霧が晴れた。
 花公園の秋桜は確かに今が満開だったが、生憎大きな黒雲の群れが上空に盤踞して陽光を遮り、秋桜の淡い色合いがどうも冴えない。花びらや細い茎には水滴が一杯付いたままだ。暫く待ってみたが、風に雲は流されてはいるものの、なかなか青空が大きく拡がる気配は見えない。予定もあり、やむを得ず雲に隠れた久住山をバックに雨上がりの秋桜を撮影しただけで戻らざるを得なかった。