岡城址の紅葉2010年11月11日

岡城本丸跡の紅葉
 一気に厳しい寒気が押し寄せて、山は一斉に黄色や紅の衣を纏い始めた。「荒城の月」の作曲者である滝廉太郎ゆかりの町竹田市の岡城址の楓も一気に見頃を迎えたとインターネットに書き込みが入ったので、10日朝早くカメラを抱えて飛び出した。
 城址は気温9度という冷えようだったが、幸い無風で早朝ということもあり観光客の数はまだ疎ら。本丸地域を中心に紅葉が始まっている城址をゆっくりと眺めて回ることが出来た。
 数年前に訪れた時は今回よりも全体的に紅葉が進んでいて、全山が赤黄緑の錦に織りなされていたのに比べれば緑がやや多かったが、朝の斜めの日差しで半逆光に映える赤い楓の色合いは格別のものだった。