街の夜明け2008年01月04日

 年末年始を久しぶりに東京で過ごした。日本列島全体としては、厳しい寒波の襲来などによって、相当な降雪もあり、元日の日の出が拝めなかった所も少なくなかったようだが、東京のみは幸運にも年末始のこの期間、快晴の日々が続いた。
 そのお陰で恒例の早朝ウオーキングが続けられたのだが、初詣に行った元日以外は専ら多摩川河畔を丸子橋からガス橋にかけて歩いた。この辺りになると、川幅も広く、視界も広々として気持ちが良い。
 澄みきった新年の早暁の空に、対岸の川崎市の高層ビルが、時間の経過と共に暁の光を受けて段々と浮かび出てくる様は、都会の目覚めを知らせるかのようで、とても印象的だったので、わざわざカメラを抱えて出かけて撮った一枚。

梅ほころぶ2008年01月14日

熊本城梅園の紅梅
 3月のような暖かい日が数日続いていたが、成人の日の今日は、北の高気圧の勢力が盛り返して平年並みの気温に戻ったものの、微風快晴で、日向は快い温かさが感じられる日和りとなった。
 そろそろ梅が開きはじめたのでは?・・・と、熊本城の梅園まで出かけたら、例年他に先駆けて早く咲く数本の梅は、既に紅梅白梅共に盛りが過ぎかかった感じ。このところの暖かい日のせいだろうが、残念至極。だが、街には咲き初めた白梅のように新成人の清楚な姿が初々しかった。

熊本城に梅開く2008年01月24日

修復された天守や本丸御殿と飯田丸梅園の紅梅白梅
 地球温暖化の証左かと思う今年の暖冬も、24節気の一つ「大寒」に入ったら平年並み?の厳しい寒さが訪れたようだ。
 とは言いつつも、これまでの暖気の影響であろう、今日訪れた熊本城飯田丸梅園の梅は昨年より一週間以上も早く開きはじめた感じであった。
 熊本城は1607年の築城から数えて丁度400年を迎え、今、改修工事が最後の追い込みの段階に入った所。
 西南の役で焼け落ちたままだった所などがほぼ修復され、咲き揃いはじめた紅梅白梅が、新しくなった白壁や木組みなどと華やかさを競うかのように、明るい日射しの下で目に眩しい。